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第一回富山マラソン2015医療ボランティア報告

 (公社)富山県鍼灸マッサージ師会が行った第一回富山マラソン2015医療ボランティア報告です。

概要

平成27年10月31日(土)11月1日(日) 2日間にわたり下記大会に於いて鍼灸マッサージのボランティア活動を行いましたので報告致します。

大会名:富山マラソン2015

場所:富山市総合体育館

主催:富山マラソン実行委員会、(一財)富山陸上競技協会(敬称略)

10月31日(土)事前受付(富山マラソンEXPO2015)

 施療スタッフ

  河合由昭・寺崎修・北虎哲・安田庄内・杉野篤史・小川和美・宮西和男・吉田敬・羽馬澄夫・中野邦雄・
  清水誠・清水八重子・竹元泉・金谷樹夫(14名)

 受療者数 262名

11月1日(日)大会当日

 施療スタッフ

  河合由昭・寺崎修・北虎哲・杉野篤史・宮西和男・吉田敬・羽馬澄夫・中野邦雄・中野剛志・清水誠・
  清水八重子・竹元泉・上野今日子・平田亨太郎・山口大揮・山田和成・井波潔・山本靖恵・能澤勝宏・
  林博司・森利治・海内偉佐緒・湊憲章・澤田勝芳・澤田真由美・田口正明・堂田智恵美・田川久雄・
  熊野知佳子・関 文・古沢均・土田勝信・金谷樹夫(33名)

 受療者数 359名

 2日間で施療スタッフの延べ人数 47名(実35名)

 2日間で受療者延べ人数 621名

 お忙しい中、参加してくださいました先生方、またいろいろと協力してくださったタムラ医療器機さん有難うございました。おかげさまで無事終了することができました。
 今後ともよろしくお願い致します。

会場の様子

10月31日(土)事前受付(富山マラソンEXPO2015)

 参加選手の事前受付が行われていました10月31日から鍼灸マッサージボランティアを行わせて頂きました。

 参加受付を終えて会場から出られると、出口の正面にこの看板がありました。

 “無料マッサージコーナー”と表記されてしまったのは残念でしたが、こうして看板にて案内も出して頂けたご配慮には感謝したいと思います。

ボランティア会場を示す看板の写真

 開始当初は受付をされる選手も少なかったですが、ベッド12台が埋まる頃にはあっという間に30名近い順番待ちの行列が出来、それが途切れることがない状態になりました。

鍼灸マッサージボランティアの様子の写真

 この日はスタッフが14名と、大まかに“1ベッド1スタッフ”の体制だったこともあり、途中で一度受付を切らせて頂き、昼休みを40分ほど入れさせて頂き、最終15時30分頃までの受付でトータル262名の選手にケアをさせて頂きました。

鍼灸マッサージボランティアの様子の写真

 10月31日の事前受付は20時まで行われていましたので、15時30分の受付終了後も、「もう終わっちゃったの?」「明日の朝は高岡のスタート地点でやってもらえるんですか?」と選手の方から聞かれる場面もありました。対応が出来なかった選手の皆さんには申し訳なかったです。

11月1日(日)大会当日

 大会当日11月1日は前日からベッドを2台増やし総14台を33名のスタッフで担当しました。

 前日は当会のみの参加でしたが、当日は富山県柔道整復師会もトレーナーブースを隣接して設置されておられました。

 当会(鍼灸マッサージ師会)としてはコンディショニングブースを、柔道整復師会さんも看板からトレーナーブースを用意されていましたが、運営側からは十把一絡げに“マッサージエリア”とされてしまったのがやはり残念でした。

マッサージエリアの看板写真 柔道整復師会さんの看板とのぼりの写真

 ケア開始直後くらいの受付の様子です。
 この段階ではまだ2km・5kmのレースへの参加者さんが来られている程度でしたが、午後からはフルマラソン参加の選手が一気に押し寄せ、一次40分待ちの状態になってしまいケアを受けて頂けなかった方が随分おられました。

受付の様子の写真

 下の写真は、2日間ケアを受けて下さった方に配布させて頂いた当師会謹製の鍼灸マッサージ啓蒙広報入りのマスクと、(株)セイリンさん提供のセルフケア用の鍼の試供品です。

当日配布したマスクとセリフケア用鍼の写真

 ケア開始直後くらいの会場の様子です。2km・5kmの短距離レースを終えた方が続々とこられていました。おおよそですが短距離レースの選手は100名程度いらして頂けました。

ケアの様子の写真

 この日はベッド14台にスタッフが33名でしたので、概ね1台のベッドを2名のスタッフで担当する形になり、前日と違ってノンストップでケアを続ける事ができました。

ケアの様子の写真

 写真の画面左上から逆N字状にお待ち頂いて、画面の右下まで行列がでてきました。待ち時間40分の頃には50名近くに選手にお待ち頂いていたと思います。最後は待合の椅子が無くなるほどでした。

ケアの様子の写真

 施術の様子です。1名10分ですが気になる所をお聞きして出来るだけピンポイントでのケアを行わせて頂きました。

ケアの様子の写真

 スタッフの中には視覚に障害のある先生も多く参加されていました。その為目の見えるスタッフとペアを組んで頂いてケアにあたって頂きました。

ケアの様子の写真

 胸に赤いロゴマーク・背中に黄色にキャラクターがプリントされたTシャツを着ているのが当会のスタッフです。白いビブスを付けておられるのはお隣の柔道整復師会さんのスタッフさんです。

ケアの様子の写真

 鍼灸マッサージ師の集まりですので、バッチリ“はり”もやらせて頂いています。「え?こんなに痛くないの?」とポカンとされ、さらに改善の結果にも驚かれてお帰りになる選手が多かったです。

ケアの様子の写真

 7時間に及ぶケアボランティアを終え、当日参加頂いたスタッフの皆さんに会長からお礼の挨拶です。皆さんお疲れ様でした。

ボランティア終了後のスタッフミーティングの写真

 どうしても、ゴールの時間がある程度団子になってしまう関係上、ケアを希望頂く時間も固まってしまって、途中かなりの選手が諦めてお帰りに成られてしまったのが申し訳なかったです。

 ですが、色々な地域でマラソンに参加されている選手の方からは、これだけ大規模にケアブースを出している大会は珍しいとお褒めのをお言葉も頂きました。

 翌年以降富山マラソンがどのように成っていくか分かりませんが、また次の機会にも選手の皆さんをケアさせて頂ければと思います。

 当日ご来場下さいました選手の皆さん、当日設営等でお世話になりました運営の皆さん、誠にありがとうございました。

 選手の皆さんに於かれましては、是非今後も末永いランナー人生の充実のためにも、鍼灸マッサージをコンディショングにお役立て下さい。